この記事では、「タミパン」を使って基本のパンを焼くレシピやタミパンの簡単なお手入れ方法について書いています。
「タミパンで上手くパンを焼きたい」という方はもちろん、
「パンが好き」な方、
「そもそもタミパンって何?」という方もぜひチェックしてみてください。
タミパンって何?使い方は?
私が使っているのはこちらのタミパンクラシック。
オーブンがなくても、ガス火でパンが焼けます。
タミパンでパンを焼くと、外はカリカリ、中はふわふわになってとっても美味しい!
タミパンがあれば、発酵の過程もガスコンロでできちゃいます。
鉄鍋はお手入れが面倒なイメージがあるかもしれませんが、シンプルなパンなら焦げついて困ることはほとんどないです。
使用後あたたかいうちに軽くこすって水気を切り、コンロで火にかけて水分を飛ばしてから保管するシンプルステップ。
実は何回か使った後に2年ほど放置してしまっていましたが、錆びたりせずに問題なく使えました。
タミパンで基本の食パンレシピ
このレシピなら、洗い物はタミパンだけ。
いろいろと材料の配合を試した結果、私にとっていい感じの分量がわかったので、記録しておきます。
このレシピをベースに好きな具を入れたり、いろいろ試すのも楽しいですよ。
そして頻繁に作るとなると洗い物が苦になってしまうので、ポリ袋の中でこねて作っています。
ボウルも洗わなくていいし手もほとんど汚れないので、パン作りへのハードルがぐんと下がります。
材料
- 強力粉 200g
- 砂糖 10g
- 塩 3g
- ドライイースト 3g
- ぬるま湯 100cc
- 豆乳 20cc
- バター 10g
コツと流れ
大まかな流れは次のとおり。
- 粉類(強力粉、砂糖、塩、ドライイースト)をポリ袋に入れて振る
- ぬるま湯と豆乳、バターを入れてこねる
- まとまったらビニール袋の中で丸く成形して1次発酵
- 成形後、油分を塗ったタミパンに入れて2次発酵
- .膨らんでいるのを確認して焼く。
- 完成
詳しい作り方は下に続きます。
作り方
工程は多いように見えますが、実作業時間は合計30分くらい。
粉の状態から完成まで2時間くらいです。
1.粉類(強力粉〜ドライイーストまで)をビニール袋に入れて、こぼれないように口を軽く閉じ、しゃかしゃか振る。
2.ぬるま湯と豆乳を入れて、5分くらいこね、バターを入れて再度こねる。
3.合計10分ほどこねたらまとまっているはず。
・ベタベタする場合→強力粉を足す。
・固すぎる場合→水か豆乳を足す。※水分を足す場合はほんの少しずつ!小さじ半分ずつぐらいの気持ち。
まとまったらビニール袋の中で丸く成形して、ビニール袋の空気を抜き(発酵で大きくなるので、その余地を残すように)口を縛る。
(こんな感じ↓)
4.暖かいところで30分〜1時間放置。(1次発酵)
(過ごしやすい室温くらいで大丈夫。私の場合は室温24度くらいなら問題なく膨らんでいます。)
※この時、タミパンに油かバターを塗っておく。私はオリーブオイルを塗っています。
5.2倍くらいに膨らんだら(上の画像のafter)、ポリ袋の口を開けてガス抜きする。(生地をたたむように何回かこねる。)
※この時、タミパンを30秒ほど火にかけて温めておく。(2次発酵用)
目安はタミパンを触り続けられるくらいの温かさ。
6.ビニールの中で生地を円く平べったくする。
7.ビニールの上からカードなどで8等分する。(カードが無ければ、スプーンの柄などでも。)
8.ビニールを切って広げ、その上で丸く成形する。
9.油を塗って温めておいたタミパンに並べる。蓋をして30分放置。(2次発酵)
before(2次発酵前) after(2次発酵後)
10.膨らんでいるのを確認してから火にかける。
強火1分→ごく弱火16分(外側カリカリめが好きなら+1分)。
私は普通のコンロ(奥の小さいのじゃないところ)で一番弱い火にしています。
11.ひっくり返して6分→その後火を止めて5分ほど予熱。
→完成!
上側 下側
このレシピがベースのアレンジ
- 粉の内訳を、強力粉120g+全粒粉80gに→風味がアップします。お気に入り。
- ・卵を加える。その場合卵は水分にカウントする。
(水分120mlのレシピの場合→卵が60gなら、その他の水分を60mlにする。)
固ければ水や豆乳をほんの少しづつ(小さじ半分ずつくらい)加えて調整。
卵を入れると菓子パンに近づきます。
※このレシピのまま加えたらちょっとボソボソするかも。お砂糖やバターを増やすとブリオッシュのようになります。 - 成形する時、中にチョコレートやはちみつ、レーズンなどの具を入れる。
外に出てしまうとタミパンにくっついて厄介なので、出てこないように閉じ込めるのがポイント。
まとめ:タミパンで焼くパンはおいしい!
タミパンで焼くと外はカリッと中はフワッとしたパンになり、とてもおいしくておすすめ。
またタミパンは焦げ付きさえなければ軽く洗うだけでいいので、お手入れも想像以上に簡単です。
具材のないパンを焼くだけなら焦げ付いて困ることはほぼありません。
私はいつもスポンジで軽くこすって水を切った後、火にかけて水分を飛ばしています。
タミパンクラシックはこちら。及源鋳造(OIGEN)の南部鉄器です。↓
強力粉は基本的に国産のものを選びます。
お砂糖はミネラルが残っているきび砂糖を選ぶことが多いです。
余談ですが、お菓子やパンをほぼ全て手作りしてみると、お砂糖が減るスピードがとても早い。
甘いものを食べる機会が格段に増えたというわけでもないので、普段知らず知らずのうちに口にしていたということに気づきました。
つらくないていどに、手作りを続けたいなと思っています♪
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