親知らずを抜いた話2-歯を砕く

親知らずの抜歯2 卵巣嚢腫・親知らず

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・抜歯の様子(痛い表現有り!)


予約をした日に改めて医院へ行き、いざ抜歯。

まずは片側。上下両方ある方から。


麻酔をかけて、開始!
(歯茎の表面を麻痺させる麻酔を塗ってから、歯茎に注射。
痛いことは痛いですが、割と大丈夫でした。)


上の歯は、あっという間に抜けました。

医師に「はい、抜けた!」と言われて、
「え、抜けたってどういうこと?」と思うくらい一瞬でした。


形もきれいなまま抜けたので、「持って帰りますか?」と聞かれましたが、少し虫歯にもなっていたので、捨ててもらいました。
でも、せっかくだから夫に見せてから捨てればよかったと後で思いました。笑



そして本番、歯茎に埋まって横向きに生えている、下の歯です。


自分では見えないので、感覚&先生のお話からの推測ですが、

まず、歯茎を切開。

そして、見えた歯を割る。(横向きなのでそのままでは抜けない。)
頭蓋骨に伝わってくる振動がすごいです。
メリメリ、ミシミシという音が口の中に響いていました。


麻酔が効いているので、たいして痛くはないです。
いたって冷静に、「歯が砕かれてる…」と感じられます。笑
歯を押されたり、引っ張られたりする感覚も伝わってきます。

少しでも痛かったら言ってくださいと言われていたので、
途中で申告して麻酔を追加してもらいました。



そして、砕けた歯を少しずつ取り出し、
歯がなくなって空いたスペースに歯を引っ張り出してきて、
出てきた歯を砕き、、
の繰り返し。


大変そうでした。(他人事)
私は口開けてるだけですが( ´ ▽ ` )ノ

先生はずっと、「ごめんね、気持ち悪いよねー」「嫌な音だよねー」と声をかけてくださっていました。


そしていよいよ親知らずの根元まで出すことができ、歯茎を縫ってフィニッシュ!
砕いた歯も見せてもらいました。



ここまで、20-30分だったかな?
先生も時間を気にしてらして、「○分で抜けたね!」と仰っていたので、
やっぱり抜歯にかかる時間は、術後の経過にも関わるのかなーと思いました。


抜歯後は、しばらくガーゼを噛んで止血します。
少し医院で休憩して、痛み止めなどの薬をもらい、帰りました。

麻酔で口の感覚はありませんが、それ以外はいたって普通です。
ガーゼは噛んだまま。替えのガーゼも1枚もらいました。

「長くても30分から1時間程度で血は止まるので、替えのガーゼで足りないくらい血が出ていたら申告してね」と言われましたが、ちゃんと血は止まりました。



・術後の痛み


麻酔が切れてからは、結構痛かったです。

私はロキソニンと相性が悪く飲めないので、
カロナールという、比較的優しめの痛み止めだったからかもしれません。
子どもでも飲めるやつ。


大きな声では言えませんが、一番辛かった日は、医師から指示された上限量を少し超えて飲んでしまいました。
(どーーしても辛くてネットで調べたところ、欧米では日本の基準量の倍程度が上限量とされているようだったので…。一応調べて判断したのですが、皆さんはちゃんと守ってください。笑)

でもピークを過ぎれば、薬で抑えればそんなに辛くない程度でした。
薬を増やしたくなるぐらい辛かったのは、2回とも1日だけです。
(左右で別の日に抜歯をしたので。)


痛みがピークの時は夜起きてしまうほどでしたが、終わるとわかっているので耐えられました。

痛いのが本当ーに無理!
抜歯中の音に耐えられない!
という方は入院して全身麻酔を選択される方がいいのかもしれません。

私は抜歯中、わりと楽しんでいました。笑
貴重な経験です(^O^)/


次回、抜歯後の食事や経過について。

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