卵巣嚢腫の手術をしたお話9−入院6日目(術後4日目)・退院日

卵巣嚢腫 腹腔鏡下手術スケジュール 9 卵巣嚢腫・親知らず

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術後4日目、退院の日です。

退院時は、夫に来てもらいました。


荷物をまとめ、諸々の手続きや支払いを済ませ、
次回(約3週間後)の検査の予約をして、病院を出ました。

私は、健康保険の限度額申請も事前に提出していましたし、
民間の保険には入っていなかったので、お金を払う以外の特別な手続きはありませんでした。


退院は一人でも大丈夫ですが、夫がいてくれて心強かったです。
お腹に傷がある状態で、久しぶりに外に出るのは緊張しました。
歩けますが、姿勢はずっと、気持ち前かがみです。笑


ちなみに、退院時の服装は、ストンとした締め付けのないワンピース。
こういう感じのものにしました。
(入院時も同じものを着て行きました。荷物最小限!)


これは大正解でした!
締め付けのあるボトムは、術後のお腹には辛いと思います。


・手術&入院生活を終えてみて


卵巣嚢腫の手術で、「失敗したらどうしよう」という心配はほぼありませんでしたが、(麻酔から目が覚めるかはちょっと怖かったですが)
無事に終わりホッとしました。

病院の配慮がきめ細やかで、快適な入院生活だったと思います。
貴重な経験でした。


腹腔鏡下手術の術後の回復の早さは想像以上でした。
術後は、傷の小ささにびっくりしました。
保護テープなしでシャワーを浴びるまでの早さにもびっくり。

お腹を切ったのでもちろん辛さはありますが、
私の感覚では、想像よりはかなり楽でした。
お腹よりも肩の痛みの方が辛いとは想像もしませんでした。


ただ、回復が早いとはいえ、しばらくは動くと痛かったです。
結局、仕事(デスクワーク)に復帰するまでに約3週間かかりました。
(傷の痛みもさることながら、体力の回復の方が問題だった気がします。
座っているのもしんどい。)

傷がこれだけ小さくても痛いのに、開腹だったらもっと痛く、傷の治りも遅いと思います。
出産後に育児は、きっと体にはとっても辛いですよね。
こんなにゆっくりできる環境でもしんどいと思ってしまうのに、本当にすごい…と思いました。


座って立ち上がる、ベッドから起き上がるなどの動作が特に辛かった記憶があります。
笑ったりするときの痛みが完全に取れるには、1か月以上はかかったような。



・退院後の生活

「半月ほどは無理をしないように」とのことでしたが、
激しいスポーツなどを控えるようにとの指示以外には、特に制限はありませんでした。

あくまでも無理のない範囲で、家事を含め、普通の生活に戻っていくという感じです。
(自転車は傷が痛むからあまりおすすめしません、とのことでした。)

退院後の家事などについては、別の記事で書こうと思います。



なお、何度か記事に書いた傷跡防止テープについては、
ある程度傷が治ってから貼るものだと思います。
(傷がテープにくっついてしまうと大変です!)

私も確か術後数週間後から貼り始めたので、もし使われる場合は、
お医者さまにいつ頃から使用可能か確認されることをお勧めします。

傷跡を少しでも目立たせたくない方には、とてもおすすめです。
ちなみに私はSサイズを使用していました。おへそには貼りませんでした。

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