マスクを作りました(材料:パジャマとYシャツとタイツ)

手作りマスク 日々の暮らし

ネットで無料公開されている型紙と作り方を参考に、マスクを作りました。

洗い替えを考えて、6枚(一人3枚)頑張って作りました。
(同じ型紙で作ったはずなのに、サイズや形がまちまち…
なので、なるべく大きいものを夫用とわかるように裏に刺繍を入れました。)


元々夫婦揃って花粉症持ちなので、コロナが流行る前にある程度使い捨てマスクの買い置きを持っていて、
少しの外出程度なら洗って使ったりして使用数を抑えながら、ガーゼが流通するのを待っていました。

けれど未だにガーゼが手に入りづらい状況を考えれば、たとえ運よく買えるとしても、本当に必要な方の手にガーゼが渡りにくい状況はしばらく続くのでは。
ガーゼでなくてはいけないわけでもないし、マスクは今ある布で済ませたほうがいいのでは、と思い直しました。
けれど家には、マスクに使えるような生地はない。
ということで使えるものを考えた結果。

・裏布→パジャマ(たまたまダブルガーゼ素材のものが古くなり買い替え)
・表布→Yシャツ(これも古いもの)
・ひも→タイツ

で作成。
平常時ならありえない材料ですが、工夫してる感があり、何だか楽しかったです。


パジャマは少し前に買い替え、古布に出すかウエスにしようかなぁと思って放置していたのですが、
「あれダブルガーゼやん!!」と気づき、引っ張り出してきました。
放置していた過去の私ありがとう。ズボラもたまには役に立ちます。
裾などは使用感がありましたが、布としてはまだまだ使えます。
むしろ肌馴染みが良くて気持ちいいです。

(余談ですが、先日私が住んでいるマンションの掲示板に
「通常古布に出されたものは、東南アジアなどに支援として送っていますが、現在流通が滞っているため、古布に出さずに自宅保管をお願います。」
という趣旨の掲示がありました。そんなところにも影響が及ぶのですね。)


Yシャツが表地ってどうなんだろう…と思ったのですが、こちらも特に違和感なし。


タイツはこんな風に、1cmくらいの幅で輪っかになるように切って

タイツをマスクの紐に。

びよーんと引っ張ると、柔らかいゴムのようになります。
グレーのタイツしかなかったのですが(淡い色があればよかった)、つけごごちはいいです。

上手とは言えないガタガタのマスクですが、今はスーパーぐらいにしか行かないので、十分。
(ガーゼに型紙を写し、カットするのが一番難しかったです…。)

色々な報道を見聞きしていると、本当に胸が詰まる思いです。
私はたまたまコロナ流行前に他の事情で仕事を辞め
(転職ができないのは少し困ってはいますが)、外出自粛できています。
夫には在宅勤務できる仕事があり、そのおかげで生活ができています。

でも、私がのんびりマスクを作っている間にも、
医療や福祉の現場の方、流通やライフラインに関わる方、たくさんの方が命と生活を守るために働いてくださっている。
もしもこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃれば、本当にありがとうございますと伝えたいです。

今私にできることは、なるべく人と接触しないこと、うつらないことうつさないこと、本当に必要な方に行き渡るように、マスクなどは代用品で済むなら済ませること、その程度のことだと思います。


ニュージーランド警察の公式ツイッターが、「今は家でゴロゴロしている人がヒーローになれるのだ!」という趣旨をツイートされたことが話題になりましたが、どうせ家にいるならそんな気持ちでいたいものです。

ゴールデンウィーク、レジャーに行きたい気持ちをぐっとこらえて、私たち夫婦は映画やドラマ鑑賞にいそしみます!

私がマスク作りの参考にさせていただいたサイトはこちらです。
nunocoto fabricさま

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