★マンション売却に関して、1はこちら
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マンションを売ることを決めたら、まず仲介業者を選ばなければ始まりません。
「不動産売却は業者選びが大事!」と言われます。
ただ、私の場合それはあまりピンときませんでした。
どこに依頼しても結局スーモみたいなWEBサイトに載るわけで、
気になった方が問い合わせをくださり、
内覧して・・・という流れなら、業者によっての良い、悪い、ってそんなにあるのかなー?と。
そんなふんわりした気持ちで業者選びを始めたわが家ですが。
どのように仲介業者を選んだのか、ご紹介します。
◆大手の業者か、地元の業者か
まず悩んだのが、これ。
「どこに依頼するか関係ある?」と考えていたわが家でさえ、ここは大きな違いがあると思いました。
私が調べた範囲ですが、違いはこれらのようでした。
1.資金力(=宣伝力?)
全国に店舗や支店がある大手と地元に根付いた会社では、やはり資金力に差があります。
チラシを配ったりするのは「地元」(=売却物件周辺)が多いですが、今までのお客様にダイレクトメールを送ったりする場合は、大手の方がスケールが大きい(顧客数が多い)のかなぁと思いました。素人の予測ですが。
2.買手を見つける方法
大手の会社には「資金力があり、規模が大きい」というメリットがありますが、地元に特化した会社は独自の人脈や情報網があるそう。その地域の特徴にも詳しい。いい悪いではなく、強みが違うという感じ。
わが家がご相談した地元の会社さんも、「地域に根付いた」を強みにされていました。
3.担当者との相性
これは「当たってみないとわからない」ことかもしれませんが。
わが家の場合大手だと、入社〜5年目くらいの若手の方が担当になりそうなことが多かったです。
(実際に依頼したのは一社ですから、予測ですが。)
地元の会社だと、社長さんが自ら出向いてくださったりということもありました。
ただ本当に相性が悪かった場合、変更をお願いしやすいのは大手かな?と思います。
これらの特性を踏まえ、
・築浅だったり、人気のある場所にあったりという物件→大手業者(より広く顧客を探す)
・築古だったり、郊外にあったりする物件→地元業者(地域のパイプを活かす)
という考え方が一般的なようでした。
◆業者の決定まで
さて、それらを踏まえて、わが家は大手の会社に依頼する方向で動くことにしました。
(決定までに、大手4社、地元2社ほどにお話を伺いました。)
大手に決めた主な理由は、
・築浅であること(築2〜3年)
・その地域の中では高めの金額での売却を希望していたこと
です。
具体名は控えますが、私がお話を聞いた業者では、以下のような違いがありました。
・A社
コロナ禍でskype査定、skype内覧に対応。
まずskype査定をしていただきました。
担当者の方は悪い方ではなかったのですが、少し押しが弱すぎる印象。
しつこさがないのは好印象なのですが、こちらから動かなければアクションがないような感じだったため、「買主候補の方にもこんな感じだったら、ちょっと頼りないのでは?」と思ってしまいました。
・B社
査定、内覧ともオンライン対応なし。(臨機応変ということもなさそうでした。)
「基本的にメールでのやり取りを希望」と都度伝えていたのに、電話攻撃。
柔軟性に欠けると感じてしまったことと、こちらの希望に耳を傾けていただいているという印象を持つことができなかったため、早々に候補から外れました。
・C社
コロナ禍でzoom査定対応。内覧のオンライン対応は微妙(ビデオをWEBサイトに載せることで対応)。
割と印象は良かったのですが、私たちの物件のエリアの取り扱い物件が少なめな印象。
・・・実は最初に依頼したのはここまで。
A社かC社かな?という感じだったのですが、イマイチ決め手に欠けたため、少し面倒でしたが新たにD社にも査定を依頼しました。
・D社
オンライン対応も柔軟に。マンションの売買を強みとしている。周辺物件の取り扱いも多く、詳しい。
程よく押しも強い。
・・・ということで結局、最後に追加で査定を依頼したD社に、仲介をお願いすることに決定しました。
◆業者選びで重視したこと
理由は今までに書いた通りですが、結局は「担当者との相性」で選んだ面も大きかったです。
(担当者は変わる可能性もありますが・・・。)
あとは勘でしょうか。
大手は売却に関して何かしらサービスが付いていることも多いですが、
(お掃除とか、入居後の保証とか。)
多少差はあれど、どこも何かしらのサービスをされている印象でしたし、
「そこが決め手になる!」というほどではなかったかなぁと私は思います。
仲介をお願いするとなれば当然やり取りも増えますし、
・担当者との話しやすさ
・レスポンスの早さ
・対応の誠実さ
などなど、今後のイメージが湧きやすい方がいいです。
ちなみにD社は唯一、実際の担当者に加え店長さんも一緒に査定をしてくださいました。
おそらく、担当の方が入社2年目?のデビューしたてだったからかと思います。
担当者が若手すぎると不安・・・という気持ちは正直なところありましたが、
・人柄がよかったこと
・店長さんと担当の若手の方とのやり取りを見ていて、関係が良好そうだったこと
(わからないことは素直に聞く姿勢、嫌味なく教える姿勢に好感を持ちました。)
から、お願いすることにしました。
余談ですが、D社以外の会社には当然お断りとお礼のご連絡を入れました。
その際の対応も、A社とC社は常識的な挨拶をしてくださったり、「今後のために差支えなければ理由を教えて欲しい」とご連絡があったり、というご対応だったのですが。
なぜかB社だけは、メールを無視で電話攻撃。
たまたま電話に気づかなかったこともあり、折り返しもしなかったのですが、メールは最後まで来ませんでした。
(メールを送っているのだから、電話に出なければ何かしらメールでお返事いただいてもいいかと思うのですが・・・。メールはできないのか?とも思いましたが、電話が来ているということはメールを見ているということですよね・・・。)
悪気があるわけではなさそうなのですが、意思疎通がうまくいかないというか、相性の悪さを感じました。笑
わが家への対応を買主候補の方へもする可能性が高いですから、相性、直感はやはり重視すべきかと思います。
次回は実際の仲介契約などについて書いていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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