[妊娠記録1]つわりの記録と、助けられたもの

妊娠記録

妊娠したら多くの人が経験するつわり。

本当につらいですが、これといった治療法もなく体調も人それぞれ。

私もつわり中はたくさんの方の経験談を読んで、楽な方法を探しました。

この記事では、私がつわり期間を過ごした経験と役に立ったものをご紹介します。

少しでもつわりで苦しい方の助けになれば嬉しいです。

私のつわり期間

私のつわり期間


私の場合、波はありましたが、結局約3か月間つわりが続きました

長い方なのだと思います。

担当医にも「あれー?まだ終わらない?」と言われていましたし、「16週ごろを超えたらそれはつわりではない」というような情報を見た記憶もあります。

この症状がつわりかどうかは争いませんが、つらいものはつらかったです。

つわりの始まり

妊娠が発覚したその数日後(生理予定日から約10日後)に、ふわっとつわり開始。

なんだかフラフラする?ちょっと気持ち悪いかも?」くらい。


さらにその数日後(生理予定日から約2週間後)には、本格的なつわりが来ました。

夜中に起きるほどの気持ち悪さです。

「1〜2ヵ月で終わる人が多いけれど、産むまで続く方もいる」と見聞きしていたので、「産むまで続いたらどうしよう・・・」と思いこわかったです。

(ドラマなどで「つわりで妊娠に気付くのは現実的ではない」というツッコミを聞いたことがあるのですが、「生理予定日から2週間くらいでつわりが来るなら、全然ありうる!」と思いました〜。)

つわりの終わり

つわりの終わりは突然ではなく、「ちょっとマシかも?」と思う日が数日続き、気付いたら終わっていました

ドラマなどでのイメージで「突然元気になった!」となるのかなと思っていたので、想像と違い困惑

「終わっ…た……?」とビクビクしながら数日を過ごし、やっと「終わった」と安心できました。

つわりが始まって約3ヶ月目のことでした。


妊娠記録アプリなどでは、15〜16週あたりになると「そろそろつわりが終わるよ!」の表示が出てきます。

しかし私は終わる気配がなく、見るたびに逆に落ち込んでいました(;;)


ただ、その3ヶ月間の中で2〜3日ほど、「つわり終わったかも!」と思うくらい楽な日がありまして。

それはそれで、「赤ちゃん大丈夫かな・・・」と思ったりもするんですよね。

つわりは本当〜〜に辛かったですが、胎動の感じられない時期ですので、「つわりは赤ちゃんが元気な証拠のはず・・・」と考えて、何とか乗り切った感じでした。

私のつわりの症状

私のつわりの症状

1.気持ち悪さ

とにかくずっと気持ち悪かった。

吐くのがものすご〜く苦手なのもあり、嘔吐はしませんでした。

どちらかと言えば食べづわり。

空腹感を感じる代わりに、気持ち悪くなるようになりました。

それで少し食べるのですが、劇的に楽になるわけではなくずっとモヤモヤしている感じ。

たまに頭痛もあり、まさに船酔いとか二日酔いに近い症状でした。

ただ、二日酔いと違って私は悪くない!(泣)

24時間気持ち悪いのは、メンタルが崩壊するほどの辛さでした。

2.偏食

今まで好きだったものでダメになったものも多かったです。

今まで嫌いだったけど好きになったもの、は私の場合ありませんでした。

マックのポテト神話は本当だった

よく、「マックのポテトが食べやすい」と聞きますが、あれは本当でした!

食べるまでは、「あんな脂っこいもの・・・?」と思っていましたが、食べてみたら、なぜか食べられるんですよね。

夫と半分この予定で買ったLサイズを、ほとんど一人で食べたこともありました。笑

(そのブームも2週間ほどで終わりました。

ある日食べたら少し気持ち悪く感じて、そこから全く欲しなくなりました。

本当に不思議。)

ポテトにハマる理由が気になってちょっと調べてみたのですが、

  • ジャガイモや油はエネルギー源
  • 他にあまり食事が取れない場合、塩分も体が欲しているのかも

というところで、理にかなっていると言えば理にかなっているようでした。

とにかく味付けがはっきりしたものが欲しい

私の場合はポテトのほかも「優しい味」は受け付けず、とにかく「味の濃いもの」を欲していました

しっかり塩味のついたものか、甘いものが食べやすかったです。

「胃に優しそうなおうどんは気持ち悪くて食べられないけど、バターたっぷりの焼き菓子は美味しく食べられる」という嘘のような状況でした。

食べられるような気がして一度うどんにチャレンジしましたが、一口程度でリタイア。

なお辛いものやスパイス類は大好きですが、妊娠中は美味しいと思えませんでした。

体重が落ちるのでとにかく食べられるものを食べる

食べられる量が少ないので、体重は減る一方。

つわり期間中は「好きなものを好きなだけ食べていいルール」ということで、ある意味夢のような食生活とも言えます。

スイーツ類もたくさん食べました〜。

けれど気持ち悪いし、栄養をしっかり摂りたいのに食べられない。

もちろん全然嬉しくないです。

とにかく自分と赤ちゃんを生かすために食べられるものを探す日々でした。

3.動けない、強烈なだるさ

ベッドかソファが定位置。

動くたびに気持ち悪く、信じられないほど体が重たかったです。

歩く速度も遅くなり、動作がゆっくりに。

お腹の中の赤ちゃんが、「安静にしてて〜」って言ってるのでしょうか?

座っていることすら苦痛でした。

クッションを多めに積んで、頭を上げる感じで横になる

その姿勢が一番楽でした。

4.匂いづわり

青野菜やネギ類の匂い、お出汁の匂い、洗剤の匂い。

どれもこれまで大丈夫でしたが、全てダメになりました

つわりが終わっても、妊娠している間はこれらの匂いは苦手に。

よくエピソードで聞く「ご飯が炊ける匂い」は私は平気でしたので、人それぞれですね。

つわりの時に助けられたもの

つわりの時に助けられたもの

1.食べ物

一口アイス

とにかく口の中と胃が気持ち悪くて、冷たいものやさっぱりできるものを欲していました。

少しづつ食べたいので、ピノみたいな一口アイスが重宝しました!

冷凍バナナ

アイスに近いですが、よりヘルシーで罪悪感なし。

バナナをむいてポリ袋に入れて、揉んで潰してそのまま冷凍するだけ。

少しずつ食べられる上に、アイスより健康的!

バナナが大丈夫であればかなりオススメです。

ヨーグルトに入れたりしても美味しくて栄養も摂れます。

芋けんぴ・干し芋

つわり期間中にも食べられるものはコロコロ変わりましたが、芋けんぴなどのさつまいも類はずっと好きでした。

できるだけ無添加、国産のものを選び、常備!

少量しか食べられないので、できるだけハイカロリーなものを選んで食べているような状態でした。

ちなみに生まれた子どもは、私が妊娠中によく食べていたさつまいもが何よりも好きです(笑)。

もともと子どもが好むものだとは思うので関連はわかりませんが、ほほえましいです。

2.衛生

・コンクールマウスウォッシュ

妊娠中は口内環境が悪化しやすい上に、歯周病などになると早産などにも影響するそう。

口内環境には一層気をつけなければなりません。

それなのに、つわりでちょこちょこ食べざるをえない!という辛すぎる矛盾。

人によっては歯磨きすると吐き気がするという方もいらっしゃいますよね。

そんな時に、とりあえず口の中をきれいにできるのでマウスウォッシュは欠かせませんでした。

食後や歯磨きが辛いときだけでなく、なんとなく口の中が気持ち悪いというときにも重宝しました。

歯医者さんのおすすめで妊娠前から使っていたものです。

3.夫の協力

コロナ禍でよかったと思える数少ないことの一つは、夫が基本的に在宅勤務になったこと。

本当〜に助かりました。

もちろん日中は仕事をしていますが、勤務時間前後や休憩時間などに家事をほとんど全て引き受けてくれていました。

通勤時間が無いって最高。

今にも倒れるんじゃないかと思うくらい辛い時にも、同じ空間にいるというだけで心強い

ほとんど家から出ず、友達と会うということもなかったコロナ禍。

メンタル面でも非常に助かりました。

朝起きて食べられそうなものを伝えたら、コンビニで買ってきてくれたり

感謝しかありません。

ネットスーパーはつわり中に便利?

ちなみに意外と、つわりの時には宅配系(ネットスーパーとか)は使いづらいかもしれません。

嗜好がコロコロ変わるため、今日食べられるものが明日も食べられるとは限らないので先が読めないんですよね。

「30分で配達!」とかのサービスがあれば良いかも。

もちろん、自分以外の家族が食べる分を買うにはとても良いと思います。

なおつわりが終われば妊娠中から育児中まで大助かりで、私はもう食材の宅配サービスがない生活は考えられないです!

まとめ:つわり中はどんどん甘える!

まとめ:つわり中はどんどん甘える!

振り返ってみると、夫に甘えながらなんとか乗りきったつわり期間でした。

つわりは本当にしんどいです。

どんなに長くても産んだら終わるとはわかっていても、つらすぎる。

「妊娠は病気じゃない」とは言いますが、「病気じゃないから治療法がない。無理したらお腹の中の命に影響があるかもしれない。だから周りの理解&サポートが不可欠!!」です。

「私は専業主婦で夫は働いているのに、家事もほとんどできず、情けない。申し訳ない」

とも思ってしまいますが、

「私のためではない。二人の赤ちゃんのため。」

と思って、甘えていました。

24時間、体を使って栄養を与えて、命を育てているのです。

しんどくて当たり前。

大きい声では言いにくいですが、命懸けであなたの子どもをお腹に宿し産むのだから家事とかできることはして当たり前じゃない?とも思います。全パパに言いたい。自分はちょっと熱が出たら大騒ぎしてるけど、妊娠中はそんなもんじゃないことはわかってね。

ところで「つわりに効く薬はない」と言われ信じていましたが、海外ではあるらしいですね。もちろん安全性とかいろいろあるのはわかるのですが「妊娠中のマイナートラブルは我慢でしょ」という風潮はどうにかしてほしいです。安全性が確認されている薬や治療はもっと周知されていいと思う。


さて、今まさにつわり中の方、これからかも?な方、終わった方も。

どうか無理はなさらないように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


妊娠記録
livinglog

コメント